学生は貧乏である。

故に金の計算には非常にシビアだ。

旅館で1人1泊6,000なんぞ、もってのホカだ。

だからドライブは、必ず日帰り(その日に帰る)だ。



今週は札幌→知床のドライブ♪


往復時間 : 22時間

途中滞在時間 : 1時間


…ひ…が…え…り…




















…。(計算中)





























OK!Π(ーo☆)




















23時間なら1日以内だ。射程圏内だ。59分も余裕がある。

よって上記行程表は、札幌→知床(の秘境)→札幌に変更。

だが、問題は助手席だ。

長時間運転に睡魔はつきものだ。睡魔を打ち消すには会話しかない。


☆日帰りドライバーズ☆ は、必ず助手席に誰かを乗せる。


私は運転が下手ではない。日帰り長距離運転で右に出る者は見た事が無い。

だが、乗せた友人には「こんなドライブ、二度と付き合いたくない」と言われる

未だもって不可解な話だ

それはともかく…誰かいないか…















一度連れてった連中には、危険視されている。ドレミの「ド」を言っただけで逃げられる。

他の友人を拉致するのは無理だ。既に彼らには指名手配されている。

彼女はダメだ。アヤツは、運転中オレより寝る。


他に、だれか…



























…。(検索中)



























いた!

























母親だ!



アヤツは以前「旅がしたい」と言っていた (願望中)

アヤツは以前「遠くへ行きたい」と言っていた (陶酔中)

アヤツは以前「もう死にたい」と言った事があった (夫婦喧嘩中)





















最高の生贄だ(☆oー)Π

知床へドライブと聞くや、喜んでホイホイ網にかかったね♪

















真夜中0時半。ドライブ開始。

ほどよく会話も続いている。計算どおりだ。


だが、高速降りた頃から、会話がウルさくなっていた。


「私も運転したいなぁ〜」
うるさい!オメーのカメ運転じゃ間に合わねーんだよ!

「何か食べてかな〜い?」
うるさい!オメー食べるの遅いだろーがー!コンビニだ!コンビニ!

「あれあれあれ!ちょっと見てかない?」
うるさい!見てったら間に合わねーだろーが!


…先を急いでた為、無視してた私も悪かったと思う。反省して話を聞くことにした。














「隣の田島さん(仮)さぁ〜、……」

「向かえの大内さん(仮)さぁ〜、……」

「昨日、新聞屋さん(仮)がさぁ〜、……」





主婦の井戸端会議を聞くのは、異常に疲れる

だが眠くならない会話を、母なりに必死で模索している。感謝して耳を傾けなければ…





















「そーそー小野(仮)さんの奥さん!」

「いっつも、お経唱えてるんだよね。聞こえるもんだから、私も覚えちゃったさ!」


あ〜う〜♂〜ば〜▼★◆■※●♀∞…(読経中)





………。





















到着…23時50分

達成感よりも…























別の意味で疲れた

アヤツは、二度と連れて行きたくない。

親離れとは、こういうものなんだなぁ〜と、身に染みて感じた。


でも、そんな事より


























ガソリン代出してくれてたんだから


























泊まれば良かった (・_・;)





















まだまだ、素人ドライバーである。















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