身長が高かったので、学校の全校朝会は、必ず一番後ろでした

背の低い方は　｢イイなぁ｣　とおっしゃいますが、

後ろは寒いんですよ。特に冬の朝は、冷気がモロに当たります。

心まで冷える思いです。

心が冷えてくると、後ろの連中同士、何故か集まってきます

吹きすさぶ冷気の中、肩を寄せ合い生きていこうとする習性ですね

ですが、集まると途端に話し出します。そして、先生方に気づかれるワケです

案の定、近づいてきました

あの、鬼教師…

彼には以前、生活指導の為、職員室に正座をさせられ、殴られた前歴があります

私も反省した訳ですが、その教師もヤリ過ぎたと、謝ってくれたんです

それ以降、なんとなくお互い　「怒らせない様に」　「怒らない様に」　みたいに距離を置く感じを持ってました

でも、今回はダメでしょう。私が黙っても周りが中々黙りません。

怒られるしかなさそうですね。素直に諦めましょう。

「うるさい！黙ってしゃべれ！」

…はい…すいません、おっしゃる通 …

…

…はぃ？

…

…せんせい…ごめんなさい…

それは、聞けません！

その為には私、弟子入りしなくちゃならないです…

いっこく堂って人のトコ。。。

さすがに、しゃべる機関銃と呼ばれた私でも…

黙っていては、しゃべれません

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